民主党の評価。初めての与党経験の中で
日本経済は、西洋、特にアメリカと歩調を合わせるかのように復興の道を歩んできました。朝鮮戦争、南極越冬隊による極寒の地への挑戦、東京オリンピック開催、日本の経済力が増すにつれ欧州では市場を規定するルール変更が頻々となされ、その都度日本は変化に対応して変容を果たしてきました。オイルショックでは信じられない下降を余儀なくても、アメリカとはなんども経済的な面でぶつかりあっても。私たち日本の復興の道とは、世界を驚かせるに足る度合いで、しかしけっして楽な道ではなく苦闘の歴史だったと思います。水俣病、四日市ぜんそく、社会の発展に伴って起きるあれこれの問題にも立ち向かってきました。こうして、日本は今日に至ったのです。現在の日本はリーマンショック以来、下降期に向かう世界の経済潮流に巻き込まれ新しい変化を起こそうとしているところです。厳しい経済状況に民主党は2011年、内閣を再改造しました。さらなる強い体制をとることで国難を超えようとしています。この再改造内閣は、経済界からは大きな期待が集めています。
いま欧米は、高齢化社会を迎えた日本がどのように発展していくかに強い関心を抱き見つめています。少ない労働力人口を結集させ、エコの促進を念頭にした経済循環をより高効率に、そして世界経済の要の国として国際化を止めることなく進めながら、民主党はそれまで自民党が先送りしてきた事柄に積極的に取り組む手法をとりながら、あらゆる面で失われつつある活気を取りもどそうと試みています。少子化対策に真っ正面から取り組む姿勢などは、ねじれた国会状態で徐々に本領を発揮しつつあります。中国とアメリカ、大国の狭間で民主党の外交方針も大きく変わりました。現在、与党としての厳しい評価の中に民主党はいます。老人人口を勤労人口に変えようとした自民党に再び世論の支持が集まりつつあるなか、政権の舵取りを国民は冷静に見つめています。